アメリカのマーケットについて | 三井智映子オフィシャルブログ「ちえこのなかみ」 powered by アメブロ

アメリカのマーケットについて

為替が動いていますね。
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発表された7月の米小売売上高は前月から横ばい。
7月の米卸売物価指数(PPI)は前月比0.4%下落と、大幅に落ち込んでいます。
このように米経済指標が相次いで市場予想を下回り、7-9月期の経済成長への懸念が広がったことで、
FRBが利上げに慎重になりそうだと、早期の利上げ観測が後退、
ドル売りが盛んになりました。

原油先物相場は続伸しています。石油輸出国機構(OPEC)が過剰供給をめぐる懸念に対処、産油国が増産凍結の交渉を再開するとの期待が買いにつながったようです。
またドルが売られたことでドル建てで取引される原油に割安感が出たという面もありそう。
ベーカー・ヒューズが公表した米国での石油リグ数は前週と比べて増加していることには注意が必要かな…来週詳しく書きたいと思います。
反面、ニューヨーク金先物相場は続落しています。

ダウ平均は前日比37ドル05セント安の1万8576ドル47セントと反落しています。
しかし原油高を受けてエネルギー関連銘柄は値上がり。
決算が好調だった銘柄にも買いが入っています。

来週17日の米FOMC議事録(7月26-27日分)、
今月26日はイエレン議長のワイオミング州ジャクソンホールでの講演があるので注目ですね!