株式投資(1)売買の基本
おはようございます!
今日は「三井智映子と始める資産運用入門」
その最低売買単位ですが、これは株式の各銘柄によって違います。100株単位という銘柄が多いようです(東京証券取引所など全国の証券取引所では、2007年11月より売買単位を100株に統一するための取組みを進めていて、2018年10月までに移行完了予定です)が、1000株という銘柄もあります。この最低売買ラインのことを
ただし、例外として証券会社によっては、単元未満株を扱っているケースもあります。プチ株やS株などといった商品がそれで、これを使うと1株ずつ買うことができ、少ない資金で簡単に始めることができます。株式投資の初心者には優しい資産運用商品ですね。
大手オンライン証券で単元未満株が買えるのはSBI証券(S株)、カブドットコム証券(プチ株)、マネックス証券(ワン株)の3社です。
株の売買には
があります。「成り行き注文」はいくらでもいいのでこの株をこれだけを買いたい(売りたい)という値段を指定しない注文方法、「指値注文」はこの値段でこれだけ買いたい(売りたい)というような値段を指定する注文の仕方です。いずれにせよ、売り手の売りたい値段と買い手の買いたい値段が一致して初めて株価が決まり、売買が成立(「約定」といいます)します。
注文の有効期間は証券会社によって自由に設定できます。「当日中」「今週中」が一般的ですが、最大30日間という注文期間もあるようです。
ただ、売るにしても買うにしても、そこに証券会社の手数料がかかることを忘れてはなりません。この連載の第4回でも説明しましたが、株の売買手数料は証券会社によって違いますし、取引スタイルによっても変わってきます。しっかりチェックしておくようにしたいところです。
カブドットコム証券はシニア割引として満50歳以上の人を対象に国内現物売買手数料を2~4%割引するほか、女性割引(1%)も用意されていて、その合算も可能です。
一方でSBI証券には「SBIポイント」というものがあり、口座を開設して取引すれば、取引の実績等に応じてポイントを獲得することができます。例えばインターネットコースで株式を売買すると、スタンダードプラン手数料及びPTS取引手数料の月間の合計手数料の1.1%相当のポイントがもらえます。貯まったポイントは現金、他のポイント、様々な商品に交換が可能で、もともと割安な手数料が実質的により安くなるということになるわけです。
「三井智映子と始める資産運用入門」は資産運用の基礎を三井智映子の見解でコメントしています。
資産運用入門8:株式投資(1)売買の基本
をご紹介します。
いよいよ資産運用の中心「株の売買」の話ですね!
⇧それにしてもこの写真、記事に合っていない…(~_~;)
■株の売買の基本■
株の値段というのは銘柄によってさまざまです。高い株ですと1株1万円以上というのもありますし、安いものは1株50円やそれ以下のものもあります。とはいえ、基本的に1株単位で株は買えません。鉛筆が1本では買えず、ダース単位で買わねばならない、というのを想像していただければいいでしょうか。その最低売買単位ですが、これは株式の各銘柄によって違います。100株単位という銘柄が多いようです(東京証券取引所など全国の証券取引所では、2007年11月より売買単位を100株に統一するための取組みを進めていて、2018年10月までに移行完了予定です)が、1000株という銘柄もあります。この最低売買ラインのことを
単元(たんげん)
といいます。ただし、例外として証券会社によっては、単元未満株を扱っているケースもあります。プチ株やS株などといった商品がそれで、これを使うと1株ずつ買うことができ、少ない資金で簡単に始めることができます。株式投資の初心者には優しい資産運用商品ですね。
大手オンライン証券で単元未満株が買えるのはSBI証券(S株)、カブドットコム証券(プチ株)、マネックス証券(ワン株)の3社です。
■株式売買の注文方法は?■
株の売買には
「成り行き注文」
と「指値(さしね)注文」
があります。「成り行き注文」はいくらでもいいのでこの株をこれだけを買いたい(売りたい)という値段を指定しない注文方法、「指値注文」はこの値段でこれだけ買いたい(売りたい)というような値段を指定する注文の仕方です。いずれにせよ、売り手の売りたい値段と買い手の買いたい値段が一致して初めて株価が決まり、売買が成立(「約定」といいます)します。
注文の有効期間は証券会社によって自由に設定できます。「当日中」「今週中」が一般的ですが、最大30日間という注文期間もあるようです。
■取引手数料に注意!■
株価は日々変わります。株の運用で利益を得るには、言うまでもなく「安く買って高く売る」
シンプルですがこの一言につきます。買ったときよりも高く売れたときの利益を「キャピタルゲイン」といいます。ただ、売るにしても買うにしても、そこに証券会社の手数料がかかることを忘れてはなりません。この連載の第4回でも説明しましたが、株の売買手数料は証券会社によって違いますし、取引スタイルによっても変わってきます。しっかりチェックしておくようにしたいところです。
■割引制度やポイント還元に着目■
しかし、単純に手数料の金額だけで比較しているだけでは不十分です。証券会社によっては、取引の実績に応じて、割引やポイント還元などのサービスを提供しているところもあるからです。とくに株式投資に関わる手数料割引で言うと、カブドットコム証券とSBI証券のサービスには着目しておくべきでしょう。カブドットコム証券はシニア割引として満50歳以上の人を対象に国内現物売買手数料を2~4%割引するほか、女性割引(1%)も用意されていて、その合算も可能です。
一方でSBI証券には「SBIポイント」というものがあり、口座を開設して取引すれば、取引の実績等に応じてポイントを獲得することができます。例えばインターネットコースで株式を売買すると、スタンダードプラン手数料及びPTS取引手数料の月間の合計手数料の1.1%相当のポイントがもらえます。貯まったポイントは現金、他のポイント、様々な商品に交換が可能で、もともと割安な手数料が実質的により安くなるということになるわけです。
「三井智映子と始める資産運用入門」は資産運用の基礎を三井智映子の見解でコメントしています。