本日のマーケットは反落
今日の日経平均株価は、
前日比182円97銭安の1万6627円25銭、
TOPIXは11.88ポイント安の1327.51と、
ともに反落となりました。
出来高は概算15億9000万株で取引を終えています。
原油相場の下げが嫌気された欧米株安の流れを受けて売りが先行。
日銀の黒田総裁がヘリコプターマネーについて否定的な発言をしたと伝わるなか、
為替市場で円が買われ、
1ドル105円台の円高に振れていることも利確売りの要因となりました。
ただし、大規模な経済対策への期待から、16600円処での底堅さが意識された模様です。
こう着感の強い相場展開のなか、
物色は「ポケモンGO」の日本での配信を受け、ポケモノミクス関連に商いが集中しています。
売買代金トップは任天堂<7974>の7260億円です。
日本での配信を受けてダウンロード数などの人気度合いが注目されていますね。
「ポケノミクス」から大規模な経済対策で「アベノミクス」にシフトできるか、注視したいところです。
東証1部の騰落銘柄は、値下がり数が1300を超え、全体の6割超を占めました。セクターでは金属、医薬品、情報通信、水産農林が小幅に上昇、
一方で、海運、空運、証券、繊維、石油石炭、ガラス土石、銀行、機械、不動産の弱さが目立っています。
