ダウは小幅ながら最高値を連日で更新 | 三井智映子オフィシャルブログ「ちえこのなかみ」 powered by アメブロ

ダウは小幅ながら最高値を連日で更新

おはようございます
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13日のダウ平均は前日比24ドル45セント高の1万8372ドル12セントと、
小幅ながら4日続伸。
今週から本格化する米主要企業の4~6月期決算発表への期待感などから買いが優勢となり連日で最高値を更新しています。
しかしダウの過熱感を懸念する声も出ており、
決算がどうなるか注視が必要でしょう。
米連邦準備理事会(FRB)が午後に発表したベージュブックでは、
全般的な成長を報告した地区は、成長ペースの緩慢な状態が続くと予想しているとのことで、
米景気の緩やかな回復基調で楽観的な見通しといえそうです。
小売売上高や製造業、不動産など経済の広範な分野にわたり見通しは概ね前向きだったとの指摘がされていますが、
市場への影響は限定的でした。

さて昨日の日経平均は英国のEU離脱ショック時の急落部分を吸収した形です。
約1ヶ月ぶりに16400円を回復し、
達成感も出やすいところとの指摘が。
一目均衡表では雲下限に接近しているほか、
価格帯別出来高では16600-16800円辺りが積み上がっていることもあり、
次第に戻り売り圧力も意識されやすいでしょう。
 
日本の参議院選挙でのアベノミクス信任、
英国の次期首相決定などをうけて、
世界的なリスク回避ムードが一時後退しているといった印象で、
相対的に売り込まれていた日本株への見直しは続くのではとの期待はあります。
特に海外勢がアベノミクスへの失望で
今年だけでも1-5月で4兆円超売り越していることで、
今回の参議院選を受けた安定政権により低下させていた日本株比率の引き上げ等も次第に意識されてくる可能性はありそうだとの声も聞かれます。
その反面、燻っているリスクが何か台頭してくれば一気に売られるということも考えられますので、
ヘッジをしながらも今は楽観ムード、といった感じでしょうか。
今日も頑張りましょう!