3日続落
今日の日経平均株価は、
前日比102円75銭安の1万5276円24銭、
TOPIXは8.11ポイント安の1226.09と、
ともに3日続落となりました。
6月14日-15日開催のFOMCの議事録で、
米労働市場と金融安定の不確実性の高まりから経済の先行きの見通しリスクがあると当局者が判断し、
6月会合では政策金利据え置きし、
6月23日の英国民投票の結果を待つのが賢明だとであると判断されたという内容が公表されたことで米国の追加利上げ観測が後退。
これを受けて為替相場が円高で推移していることが重しとなりました。
また欧州株が下落していることで損失を出している海外投資家が円高もあり日本株の持ち高を減らしているのではとの観測もあるようです。
そして明日のSQ(特別清算指数)を前に先物、
オプション市場ではポジション調整の売買が見られました。
またFOMC議事録では、
雇用の減速は主な懸念材料の一つで、
慎重姿勢を取る理由にもなったとしており、
直近の最大の注目材料は6月の米雇用統計でしょう。
結果によってはさらなる円高進行も考えられます。
長期投資の方はつなぎ売りや、短期売買で利鞘を稼ぐなど、リスクヘッジをしっかりされてくださいね。
6月の米雇用統計は日本時間8日夜に公表されます。雇用統計ナイトフィーバーもお忘れなく。
明日また雇用統計については詳しく書きますねー!