日経平均は3日続伸

今日の日経平均株価は、

前日比243円69銭高の1万5566円83銭と3日続伸、

出来高概算21億株で取引を終えました。

TOPIXは23.07ポイント高の1247.69と反発しています。

英国の欧州連合(EU)離脱による懸念一服で前日の欧州株が全面高となった流れから日経平均も買いが先行。

ちなみに28日のNYダウは260ドルを超す上昇で、

シカゴ日経225先物清算値は15555円でした。

朝方に開催された政府・日銀の緊急会合で目新しい材料が観測されなかったことから、

為替相場がやや円高に振れるとともに日経平均も伸び悩む場面もあったようですが、

足元で売り込まれていた外需大型株、金融や自動車などに買い戻しの動きがみられ、

例えばトヨタ＜7203＞は２％超上昇。

東証1部の値上がり数は83%を占めています。

理想的な自律反発という状況です。

しかし自動車やメガバンクなどの動きをみると、反発ながらも寄付きを下回っており、

陰線を形成しています。

戻り待ちの売り圧力が強い状況で短期筋の資金回転は利きづらいだろうとの声もあるようです。

英国ショックはひと段落？という印象もあるかもしれませんが、

英国のＥＵとの交渉や経済への影響など引き続き注視が必要ですし、

一か月はその影響や、何らかの不安要素が出てくる可能性もありますので、

不安定な動きになりがちなのではないでしょうか。