コメダ上場、レポートです | 三井智映子オフィシャルブログ「ちえこのなかみ」 powered by アメブロ

コメダ上場、レポートです

相変わらず活況のIPO!
本日6月29日に上場したコメダホールディングス〈3543〉に注目が集まっているため記事にしてみます。
⇧業務のfacebook用に書きましたので朝の記事と反復しているところもあるかも。
ご了承ください。

名古屋発祥の人気珈琲チェーン「コメダ珈琲」を展開しているコメダホールディングスは、 
1968年の創業からFC展開で事業を拡大。
店舗増加の勢いはすごく、店舗は全国で700店舗近くあるよう。
私は東海地区のロケでコメダ珈琲を知りましたがここ数年でメジャーになったイメージです。

また名古屋といえばモーニングサービス。もちろんコメダ珈琲もコーヒーを頼むと軽食が付いてくるモーニングサービス、ありますよー。
上場記念?に今日はコメダ珈琲でモーニングしてきました( ´ ▽ ` )ノ
(消費者目線のリサーチレポーターですから♪)
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ドリンクを注文するとトーストにゆで卵かたまごペーストか小倉あんが無料でついてきます。
写真のミニサラダも200円とお手頃…かと思いきや、
ホットコーヒーが420円、ほかのドリンクが500円くらいからなのでそんなにお安いという感じではないです。
しかし食事のクオリティは高く、昭和の古き良き喫茶店のホッとする美味しさがあります。
自社工場でパンを焼く、揚げ物は揚げたてなどこだわりがあるようで、それも納得の、ファーストフード系とは一線を画す印象でした。

コメダホールディングスは営業利益率が30%超えでその高さは特筆するものがあります。
居心地が良い分回転率はよくなさそうですが、今日もほぼ満員でしたし、業績は良さそう…と思いましたら、やはり2期連続増収増益でした。

コメダ珈琲のウリは所謂カフェのオシャレではなく落ち着く昔ながらの喫茶店的な親しみやすさ。
レトロなソファやカフェより広めの席が落ち着くと評判。定年を迎える団塊世代の取り込みで今後も好業績が見込めそうです。
食事系メニューが充実していることやシロノワールというスイーツなど甘いものもいろいろ選べることで幅広い年代に支持されています。
しかしこの店舗数の伸びをみると規模的にも成長率が今後どうなっていくのかはちょっと疑問かなと感じました。

さてさて、
コメダホールディングスは知名度の高さや積極的な出店による成長期待、配当や株主優待といった株主還元策などで事前の人気は高い
大型株です。
しかし公募のある公募株ではなく売出株なんです。
売出株は公募株と異なり、既存の株主が保有している株式が市場に売却される…つまり上場して儲けを得るのは既存株主で投資資金を回収する、といった感じです。実際筆頭株主が大量に売り出しているよう。
ちなみにコメダホールディングスのメリットとしては、
会社自体にはお金は入りませんが、上場での知名度アップが見込めるということでしょうか。

今回の新規上場にてコメダ株は優待もすでに発表しています。
権利確定月は2月と8月の年2回。
株主優待内容は株主優待はコメダ直営店やFC加盟店で使える金券(電子マネー)、ギフトも選択可能。1200円分を年2回もらえます。有効期限は6カ月です。
予測公募価格1960円で計算すると
優待利回りは1.22%。
ROEは約22.0%→競合他社と比較するとかなり高い数値なので、つまり収益率が高いということです。
PERは20.8倍、PBRも4倍超え→割安とは言えません。

前場の株価は1900円と奮ってはいない印象…

しかし上場して知名度が向上したことでの業績アップは期待できますし、
株主優待銘柄として注目される可能性もあります。
また高収益体質ですし、シロノワールのようにコメダ珈琲のメニューなどがメディアで取り上げられたりSNSで話題となれば、
株価が一段高になる、ということも期待できると思います。
ちなみに私は卵の入ったピザトーストが好きです*\(^o^)/*