4営業日ぶりに反落
今日の日経平均株価は、
前日比103円39銭安の1万6065円72銭、
TOPIXは9.29ポイント安の1284.61と、
ともに4営業日ぶりに反落となりました。
英国の欧州連合(EU)離脱を巡る懸念が後退しているとはいえ国民投票を明日に控えての手仕舞い売りや、
円相場がやや円高に振れて推移したこともあって16000円の攻防となりました。
基本的には英国の国民投票の結果を見極めたいとする模様眺めムードが強まるなかでは底堅さが意識されましたが、
こう着感の強い相場展開となっています。
値下がり数は1400を超えて全体の7割を占めました。
明日は英国の国民投票の行方を見極めたいとした模様眺めムードが一段と強まるでしょう。
出口調査が解禁されるのは日本時間の24日6時から!!
とはいえ民間のリサーチ会社による出口調査は関係ないため、調査結果等に振らされやすいとのこと。
EU残留の可能性が高まる場面では24日朝の上昇を先取りした先物主導での買い仕掛けもあると考えられます。
国民投票についてブックメーカーの予想オッズで動きがあり、
「ウィリアム・ヒル」が残留確率83%、「ベットフェア」が残留確率78%と、
急速に残留の可能性が高まってきているようです。
EU残留となれば、
米国利上げの可能性と、
日銀の追加緩和の可能性が高まります。
円安期待も出てくるでしょう。
しかし離脱となればサプライズで一気にリスクオフになる可能性もあります。
注視してまいりましょう。