今週のマーケットが始まる前に | 三井智映子オフィシャルブログ「ちえこのなかみ」 powered by アメブロ

今週のマーケットが始まる前に

おはようございます!
今週のマーケットが始まる前に…

10日のダウ平均は前日比119ドル85セント安の1万7865ドル34セントと続落となりました。
世界的な株安や金利低下で投資家心理が冷え込みがちになったのと、
来週14、15日に米連邦公開市場委員会(FOMC)を控え、
週末要因もあり、利益確定売りもあったようです。
今回のFOMCでは追加利上げの先送りが予想されていることもあり、
FOMCはもちろん注目。
声明発表後にイエレン議長の会見がありますが、
7月利上げの是非が注目のポイントとなりそうです。
FOMCメンバーの金利見通しも気になります。

日本では15、16日に日銀の金融政策決定会合が開催されますね。
こちらも一部では追加緩和への思惑があり要チェック。
来週は日米の経済イベントに関心が集まりそうです。
そうはいっても、
イギリスの欧州連合(EU)残留・離脱を問う英国の国民投票を控えて方向感は掴みづらいかもしれません。

今週、ナイジェリアの生産障害などを背景にNY原油先物は年初来高値を更新したものの、
節目となる1バレル50ドルを割り込んでおりやや弱い状況です。
ドル円は先週金曜日に発表された米国雇用統計で予想を大幅に下振れたことでドル売り優勢となり月曜日の早朝には一時106.20円近辺と大幅に円高にシフト。
原油相場が50ドル台を突破したことや株価が堅調だったことで一旦107.90円まで反発する場面もありましたが、
米国の利上げ観測後退や英国のEU離脱懸念で円買いは根強く106円台に戻していました。
足元では原油、ドル円、そしてポンドは要チェックかな、と思っています。

また様子見ムードが強い中、個別材料株やテーマ株に個人主体の資金が向かいやすいと考えられます。
14日から16日まで米ゲーム見本市「E3」がロサンゼルスで開催されるほか、
米アップルの開発者向けカンファレンスWWDCがサンフランシスコにて13日から17日まで開催されます。
また無料対話アプリのLINEが7月15日に東証に、14日にNY市場に上場することが決まったわけで大型IPOも楽しみ。
株主総会シーズンとなることも押さえておきたいですね。

では今週も頑張りましょう!
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軽井沢は雨です
しっとり…