反落も、下げ渋る展開に。
今日の日経平均株価は、
前営業日比62円20銭安の1万6580円03銭、TOPIXは4.80ポイント安の1332.43と、
ともに反落となりました。
前週末に発表された米5月雇用統計で非農業部門雇用者数が予想を大きく下回ったことを受け、
米国の早期利上げ観測が後退。
円相場が1ドル=106円台まで急伸しましたよね。
私は「小次郎講師の雇用統計ナイトフィーバー!」の生放送で、
「ものすごく円高にふれている」チャートをチェックしてしましたw
為替の影響を受けて日経平均は268円安からスタート。寄り付き後は一時16322.64円と300円以上下げ幅を広げる場面も。
ここまで円高に振れれば…そこまで意外ではなかったのではないでしょうか。
しかしドル買い戻しが入りドル円は一時107円19銭まで上昇。また後場で上海総合指数がマイナス圏で推移するとリスク回避的な動きからドル買戻し一服したよう。
とはいえ円高進行が一服したことで大型株を中心に買い戻され、日経平均もやや下げ渋りました。
急落を回避した日本のマーケットは足元は底堅ちのかな?と感じました。
利上げに関しては今晩予定されているイエレン米連邦準備理事会議長講演を見極めたいというムードも強くあります。
イエレン議長がタカ派的な発言をすればドル円が108円台まで値を戻す可能性も大いにあるでしょう。
今晩もチャンスがありそうですね。
