雇用統計についての考察 | 三井智映子オフィシャルブログ「ちえこのなかみ」 powered by アメブロ

雇用統計についての考察

さて連日雇用統計について書いていますが今日もその話題w
市場関係者の多くは米労働省が3日に発表する5月雇用統計を注目していますからね!
1日公表された米地区連銀経済報告では「労働市場のひっ迫で賃金上昇」、
「雇用、賃金は4月中旬以降、緩やかに拡大」との見解が示されていました。
5月雇用統計が予想通りなら、
物価上昇を促す要因となるはずであり、
6月の追加利上げは確定的となりそうです。
 
英国のEU離脱の是非を問う国民投票(6月23日実施)の結果を見極める必要があるとの理由で7月利上げの可能性も指摘されていますが、
そうであるならば、FRBは6月利上げの可能性を最初から排除すべきですが、
そのようなことはありません。
経済指標次第ではありますが、
英国民投票結果の影響を受けない6月14-15日のFOMC会合での利上げ実施が妥当であると思われます。
ちなみに6月に利上げを見送った場合、
7月も9月も利上げはなく、
12月にあるかどうかになるかもしれない、との意見もあるようです。
{6105E9B3-55C7-497A-A08D-282B435C6748}