マーケットについての話 | 三井智映子オフィシャルブログ「ちえこのなかみ」 powered by アメブロ

マーケットについての話

今日は長丁場でした 
充実感!
一緒にお仕事させていただく方々が気持ち良い方々ばかりだと疲労感てほんとにないです( ´ ▽ ` )ノ
感謝ですね!
今日もお疲れ様でした。
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さて安倍政権は先週相次いで政策を発表したが、市場はほぼ無反応だったようです
(~_~;)
投資家の関心は東証1部の大型株ではなく、
乱高下するマザーズ市場へ。
この動きが何を意味するのか。
「おそらく海外投資家が日本株に関心を失ったのではないか」と先輩アナリストさんが話して下さったのでまとめてみました。
 
安倍政権は18日、今後10年の施策をまとめた「ニッポン1億総活躍プラン」の具体案を示しました。
そして、翌19日には産業競争力会議を開き、成長戦略「日本再興戦略2016」をまとめています。
これら政策の発表後、市場はどう動いたかというと、
東証一部の売買代金は、19日は1.9兆円、20日は1.8兆円と2営業日連続で2兆円の節目を割り込んでいます…
18日が2.3兆円だったことから政策発表後は売買減少。
日経平均は19日に16841円まで上昇したものの5月SQ値16845円をクリアすることができず失速。
「上に残す幻のSQ値」が意識された格好になったよう。
 
今、活発に動いているのはマザーズ市場ぐらいです。
個人投資家中心で海外投資家が不在だという見方も。
市場では、「海外投資家は日本株に見切りをつけたのではないか」との声が聞かれています。
 今回の政策に対して失望しているのではないでしょうか?
一億総活躍社会の詳細な項目は既に伝わっている内容とほぼ変わらないほか、
新しい成長戦略に至っては目立った規制緩和は盛り込まれていない状況。
海外投資家は規制緩和に対する関心が非常に強いためアベノミクス新三本の矢に魅力を感じなかったのだと考えられます。
国政選挙前に痛みを伴う思い切った規制緩和を打ち出せないとの読みはありましたがその通りの内容だったことから海外投資家は失望した可能性があると伺いました。
海外投資家が日本株に興味を失っているとしたら大型株をはじめ日経平均はしばらくボックス相場もしくは下げ相場入りとなるかもしれません。