ダウと為替 | 三井智映子オフィシャルブログ「ちえこのなかみ」 powered by アメブロ

ダウと為替

おはようございます

19日のダウは91.22ドル安の17435.40、
ナスダックは26.59ポイント安の4712.53とともに下落。
FOMC議事録を受け、NY連銀総裁も6月か7月の利上げの可能性を示唆していますね。
利上げ懸念からアジア・欧州株がほぼ全面安になっており、
米国株にも売りが優勢となっていましたが、
ネットワーク機器メーカーのシスコ・システムズ(CSCO)の決算内容が良好だったことや、
小売最大手のウォルマート(WMT)が減益ながら予想を上回る決算を発表するなど、
主要企業決算が好感されたことで引けにかけて下げ幅を縮小したようです。

また19日のニューヨーク外国為替市場で円相場は前日比20銭の円高・ドル安の1ドル=109円95銭~110円05銭と4営業日ぶりに反発しています。

発表された米5月フィラデルフィア連銀製造業景況指数は
業況指数はマイナス1.8と前月のマイナス1.6から悪化とプラス予想でしたが引き続きマイナスになってしまいました。
新規受注指数はマイナス1.9と前月の0.0から低下、
出荷指数は10ポイント上昇と全体的に悪い数値に。
4月のコンファレンス・ボード景気先行指数は10カ月ぶりの高い伸びとなりましたが影響は限定的でした。
加えて円相場は利上げを巡る思惑から約3週ぶりの安値まで下げていたことや、
利上げ観測を背景に米株式相場が下落し、運用リスクの懸念、
原油も安かったことで、
リスク回避の円買い、ドル売りが再燃している模様です。

では今日も頑張りましょう!