6月に利上げ? | 三井智映子オフィシャルブログ「ちえこのなかみ」 powered by アメブロ

6月に利上げ?

今日の日経平均株価は、
前日比1円97銭高の1万6646円66銭と小反発。
4月26、27日開催の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事録で、
大半のメンバーが6月利上げを支持していることが明らかとなり米国の利上げ観測が再燃。
1ドル110円前後と円安に振れています。
これについて深掘りします。

米連邦準備理事会(FRB)が18日公表した米連邦公開市場委員会(FOMC)の議事要旨(4月26-27日開催分)によると、
FOMC参加メンバーの多くは今後入手される経済指標が今年4-6月期における経済成長の加速を示すものとなり、
インフレ率と雇用が改善すれば、
6月に利上げを行うことが適切になる公算が大きいとの認識を示していたことが確認されました。
 
市場関係者の間からは
「これまでは6月に追加利上げが実施される可能性をほとんど織り込んでいなかったが、現時点で6月利上げの可能性は五分五分になった」
との声が聞かれています。
CMEグループの「FEDウオッチ」によると、6月利上げの確率は議事要旨発表前の19%から発表後には34%まで上昇したようです。
 
6月追加利上げの有無を決定するのはインフレと雇用に関連する経済指標になりそうです。
インフレ関連指標では5月31日発表予定の4月PCEコア指数、雇用関連では週次の新規失業保険申請件数と6月3日発表予定の5月雇用統計が有力な手掛かり材料になります。
これらの指標が前回実績や市場予想を下回った場合、
6月利上げ観測は大きく後退すると思われます。
{E2BEA910-CC52-4ECB-83B7-D6D45186065C}…ボケっとした顔してますねw
今日もお疲れ様でした