早朝ですがマーケットの話を | 三井智映子オフィシャルブログ「ちえこのなかみ」 powered by アメブロ

早朝ですがマーケットの話を

おはようございます
今日から連休ですが、
マーケットが大きく動き、決算発表も続々…
ということで私にとっては充実した連休になりそうですw

さてご質問もいただきましたので、
日銀金融政策決定会議について、改めてまとめ&フィスコのアナリストの小瀬さんに伺ってきましたので記事にしたいと思います*\(^o^)/*

日本銀行は28日、
大方の予想に反して金融政策決定で金融政策の現状維持を決めました。
市場関係者の間では、
1)日銀当座預金の政策金利残高への適用金利を現行の-0.1%から-0.2%に引き下げる見返りとして、金融機関向けの貸出金利にマイナス金利を適用する
2)上場投資信託(ETF)と不動産投資信託(REIT)の買い入れ拡大
3)国債買い入れ額の増額などの緩和策が想定されていたようです。
 
この中では、当座預金金利の引き下げと日銀の「貸出増加支援資金」の金利を-0.1%程度に設定し、
日銀当座預金の政策金利残高への適用金利を現行の-0.1%から-0.2%程度に引き下げる措置が「本命視」されていました。
 
しかしながら、日銀は今回「ゼロ回答」でした。
市場関係者の間では、日銀が今回動かなかったのは、
為替相場を円高方向に誘導することが目的ではないか?との見方すら出ているとのことです。
さすがにそのようなことはないと思います…しかしながら追加緩和見送りならば円高進行の可能性が極めて高いとの市場の見方は日銀側にも伝わっていたはず…

ドル円は日銀政策決定会合の結果を受けて失望売りが殺到、大幅に下落となっています。また黒田日銀総裁が会見でこれまでと同様の発言を繰り返したことで一段安となりましたね。
現在107円台をつけ、大きく円高にふれています。
ドイツ株式指数は日銀金融政策の結果を受けて下げで始まったものの切り返し終値は前日比21.32ポイント高の10321.15。
ダウは下げています。