不動産バブルで中国の中小都市が深刻 | 三井智映子オフィシャルブログ「ちえこのなかみ」 powered by アメブロ

不動産バブルで中国の中小都市が深刻

さて今日は中国のアナリストさんに伺った、
中国の不動産バブルで上海など大都市よりも中小都市が深刻だという話題についてまとめてみます

中国のエコノミストはこのほど、
上海市など大都市の住宅価格の高騰が不動産市場の健全発展を阻害すると指摘したようです。
ただ、上海などよりも中小都市の不動産バブルが深刻な状態にあると強調しているとのこと。
 
エコノミストは、上海市などの住宅価格と平均収入で計算すると価格が異常な数値まで上昇していることが明白であると指摘。
ただ、上海市などの住宅購入者は富裕層が多いほか、頭金の割合が高いため、
住宅ローンの不良資産が比較的に低いと強調されました。
 
これとは対照的に中小都市の住宅価格は収入に比べると合理的な範囲内にとどまっているものの、
在庫水準が異常に高く、消化するには10年ぐらいかかるといわれています。
また、政府が不良債権の急増を避けるため、価格の大幅調整を好まないとのこと。
現時点では、中小都市における効率的な在庫解消策はまだ見えていないようです。

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では皆様、引き続き良い週末をお過ごしください