ECBについて
欧州中央銀行、ECBは、
主要政策金利のリファイナンス金利を予想外に0.05%から0%に引き下げました。
加えて上限金利の限界貸出金利も0.30%から0.25%に引き下げ、
下限金利の中銀預金金利はマイナス0.30%から、市場予想通りマイナス0.40%に引き下げています。
また債券買い入れ措置の月額を600億ユーロから800億ユーロへ拡大し、
非金融企業の社債を買い入れ対象に加えるほか、
欧州機関や開発金融機関が発行した債券の上限を引き上げるとしています。
ECB後のドラギ総裁の発言に注目が集まっていましたが、
ドラギ総裁はマイナス金利の限界について言及、
これ以上の利下げが難しい可能性を示唆しました。
また低いインフレの二次的影響を回避することが極めて重要である旨を強調しています。
ECBの発表直後にはECBの思惑どおり、
株価が急騰、ユーロが下落するなど、
マーケットはポジティブな反応となりましたが、
ドラギ総裁の発言を受けてユーロは下げ幅を縮小。
昨年のドラギショックの際のように、ドラギ総裁が市場との対話に失敗したとの批判の声もあるようです。
明日は「タオさんとつなぐ世界のうちごはん」のイベントです

楽しみー!!
