10日のECBについて | 三井智映子オフィシャルブログ「ちえこのなかみ」 powered by アメブロ

10日のECBについて

今夜は〆にECBの話題!
10日に開かれる欧州中央銀行(ECB)の理事会では、
ECBは何らかの緩和策を導入する見込みです。
預金金利を現行の-0.30%から-0.40%に引き下げるとの予想は多いものの、
銀行収益を圧迫するとの理由で賢明な策ではないとの意見は少なくないようです。
 
また、量的緩和プログラムの規模拡大(債券購入額を増やすこと)は、
結果的に金融機関の手元に大量の資金が残る可能性があるため、
有意義な政策ではないとの見方が増えています。
今回の理事会では他の方法についても議論されると思われますが、
預金金利の引き下げにとどまった場合、
ユーロ買いが優勢となる可能性があります。