ニューヨーク市場と前場 | 三井智映子オフィシャルブログ「ちえこのなかみ」 powered by アメブロ

ニューヨーク市場と前場

今日は暖かいですねー!
元気にマーケット情報行ってみましょー


ニューヨーク原油先物相場が昨日、
5%以上の上昇となりましたね!
米原油先物、指標原油の受け渡しをしている場所のオクラホマ州クッシングで、
週間在庫が小幅増加にとどまったことが好感されたと報道されています。
石油や資源関連株を中心に買いが優勢となるとともに、
原油相場が落ち着いていることが株式相場全体への投資家の安心感につながっていると考えられます。
年始からチャイナリスクと原油価格と為替が日経平均にとっても大きく関わってきていますものね。

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8日に発表されたGDPは、
前期比で0.3%減と速報値の0.4%減から改定され、
ブルームバーグの予想中央値の前期比0.4%減と比べても上振れです。
設備投資が前期比1.5%増と速報値の1.4%増から引き上げられましたが、
全体の約6割を占める個人消費は天候要因による個人所費の落ち込みが見られ、
0.9%減と速報値の0.8%減から引き下げられています。
新興国の減速を背景とする外需減速で景気は停滞気味という印象でしょうか。


またFRBのフィッシャー副議長は7日の講演で、
物価は金融政策の目標に向かって上昇するとの見通しを示したと報道されています。
そのことで追加利上げ観測が高まっている状況です。


7日のダウ平均は、先週の大幅上昇を受けての利確売りが先行となりましたが、
原油などの商品相場の堅調、資源関連株の上昇を受けて前週末比67ドル18セント高の1万7073ドル95セントと5日続伸となっています。
反面、ナスダックは8.77ポイント安の4708.25とまちまち。
寄り付き後は1ドル=112円台まで円高が進んだことなどから本日の日経平均前場は前日比276.06円安となりました。