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今日の日経平均株価は、

前営業日比161円65銭安の1万6026円76銭、

TOPIXは13．42ポイント安の1297．85と、

ともに3営業日ぶりに反落となりました。

前週末に中国・上海で開かれた20カ国・地域（G20）財務相・中央銀行総裁会議において、

最近の金融市場の混乱に対して「すべての政策手段を用いる」などとする文章を盛り込んだ共同声明を採択。

通貨安競争回避を確認した形となり、

金融安定化への期待につながりました。

また26日に発表された2015年10～12月のアメリカのGDPの改定値が、

季節調整済み年換算で前期比1．0％増と、

速報値の0．7％増から上方修正されたことや

アメリカの1月の個人消費支出が前月比0．5％増と市場予想の0．3％増を上回るなど好調だったことで米国の年内利上げ観測再燃から、

1ドル＝113円台まで円安に振れました。

日経平均は124円高からスタートしたものの、

中国人民銀行が対ドル基準値を大幅な人民元安に設定したことなどから上海総合指数の売

りが強まったことなどが重しとなりました。

国内筋による月末のドル売りの動きや、

日経平均株価がマイナス圏で引けたことで、

ドル・円は一時112円80銭まで値を切り下げる場面もありました。