2016年の展望
さて三が日は皆様お休みでしょうか?
私もお休み…ですが、
4日のラジオNIKKEIさんの
presents 注目企業分析の出演に向けて原稿を書いております。
毎週月・木曜14:30~14:45 に、
フィスコのアナリストが電話生出演し、
毎回注目企業を絞り込んで、深い解説をお届けする番組です

よかったら聴いてみてくださいね
さて2016年のマーケット展望を私なりに書いてみましたので、
参考にしてみてください

2015年、すでに海外投資家は日本株を手仕舞い始めており、日銀、GPIFなど公的資金も打ち止め。GDP成長率も低下している状況。年始は決算の好調と、米利上げ後一時的に円安に振れ、それを好感した株価の値上がりもあるかもしれません。しかし企業決算が悪化、下方修正などが目立ち始めれば売りが優勢になることが想定されます。16年は15年より高くなる可能性は低いと考えられるため、一度下がると年末にかけてかなり売り込まれるかもしれません。日銀、GPIFなど公的資金の流入のこれ以上の買い入れが見込めなくなってくることで先高感は減少。7月に予定されている参議院議員選挙の後に安倍政権による株価下支えのための政策もあまり期待できないと考えられますので夏頃からは下落傾向が強まるのではないでしょうか。引き続きドル円、米雇用統計のほか、日本の政策には注視が必要でしょう。また16年はリニアの年。20年のオリンピックもあり、建設関連は強い。特に大手ゼネコンは好業績が維持されるのではないでしょうか。
