中国A株の話題
今日は忘年会で中国株式の話題が出たので、
掘り下げてみたいと思います。
中国A株の時価総額は今年6月から約22兆元(約418兆円)を縮小し、
個人投資家は平均で4万元以上の含み損になっていると報告されているようです。
A株を代表する上海総合指数は2014年の2000ptの安値から、
2015年6月12日の5178ptまで上昇した後、
急落する相場を示しており、
8月26日には2850ptまで低下。
直近1年で急上昇と急降下という激しい相場展開となっています。
Aが急落する理由について、
高いレバレッジが主因だと分析されています。☆
統計によると、
上海総合指数は5178pt当たり上昇した時のレバレッジ資金は約5兆元まで拡大していたということです。
社会や銀行、信託会社、証券会社などがこうした資金を供給しており、
株価が急落した時に強制決済されたことがさらに株価を一段と押し下げたと分析されました。
米株式市場の時価総額に占めるレバレッジの融資総額は3%を超えたことはないと指摘されています。
サブプライム住宅ローン危機後は2%以下にとどまっており、
日本市場の場合は1%以下です。
台湾は1998年のバブル期に一時5%近くまで上昇しましたが、
その後は1%前後に低下しています。
一方、中国市場では、
6月前のレバレッジ関連の融資額はA株時価総額の7.2%まで急上昇していたと報告されており、
注視が必要でしょう。
明日のセミナーの準備を終え、
ブログを書いて、
これからレポート作業です☆
明日のセミナーはバージョンアップしているのでどうぞご期待ください

