ジェットコースターな価格変動 | 三井智映子オフィシャルブログ「ちえこのなかみ」 powered by アメブロ

ジェットコースターな価格変動

今日の日経平均株価は、
前日比366円76銭安の1万8986円80銭、
TOPIXは27.61ポイント安の1537.10と、ともに3日ぶりに大幅に反落と、結果はなりましたが…
日経平均の上げ幅が一時500円を超える場面もあり、
ジェットコースターのような価格変動を見せました。
その背景には日銀の量的、質的金融緩和を補完する措置の発表があります。

日銀は本日18日金融政策決定会合を開き、
現状の金融緩和を補強する新たな制度の導入を決めたわけですが、
その内容は、
資金供給量の総額は年間約80兆円で変わらないが、
設備や人材に積極投資する企業の株式を組み込んだ上場投資信託(ETF)の購入額を現在の年3兆円から3000億円拡大するとしました。
そして購入する国債の平均残存期間も伸ばし、平均残存年限を従来の7~10年を、来年から7~12年程度に変更する、
REITは買い入れ総額は変わらないが、
銘柄別の発行額における買い入れ限度の割合を引き上げる、
など。
発表した直後は、
日銀のETF買いが加速するとの見方が先高期待につながり…というか期待感が先走り、
日経平均の上げ幅は500円を超えました。
しかし追加緩和に及ばない補完措置の経済効果への疑問や、
実際は日銀が元々買い入れた株式の売却することで起こる市場への悪影響を吸収するためだ、と分析されると、
中立要因との見方が広がり売りが優勢に。
その結果、日経平均の値幅は886円と今年3番目に大きい振れ幅となり為替相場が乱高下しました。
出来高は29億8751万株、売買代金は3兆5971億円となっています。

ちなみに甘利明経済財政・再生相はこの日銀の量的、質的金融緩和の補強措置に関して、
「政府・日銀の共同声明の目標達成に資するものと理解、政府の政策と親和性があるものだと歓迎したい」との旨を述べたようです。
{87786A56-2C01-453A-A59D-FE222C964616:01}
今日は久々に帽子かぶってました
シックだけど黒っぽすぎたなー、服装(笑)