初めての株価チャート一年生 | 三井智映子オフィシャルブログ「ちえこのなかみ」 powered by アメブロ

初めての株価チャート一年生

さてさて、
私の二冊目の書籍
「はじめての株価チャート一年生」の予約がすでにアマゾンで始まっています
一冊目の「ゼロからはじめる株式投資」(講談社より発売中)は株式投資の教科書を目指して書かせて頂きましたが、
今回はテクニカルの超初心者向けの本です!
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予約受付中ですので、
ぜひご予約お願い致します。
明日香出版さんから12月14日に発売予定です。そこで今日はテクニカル分析について書いてみたいと思います

テクニカル分析は、
過去の価格の値動きを分析して将来の値動きを予測することです。
相場の動きそのものが先行きを見るための判断材料なのだという考えの上に立ち、
過去の相場の動きを様々な手法で分析し売買判断につなげる相場の分析手法です。

テクニカル分析には
トレンド•フォローと、オシレーターがあります。

トレンド•フォローは
通貨のトレンドを見て、
その流れに乗って取引することをいいます。
なので大きなトレンドには乗りやすいですが、
「頭と尻尾はくれてやれ」という感じに売り、買いのシグナルは遅れます。

オシレーターは
株式市場における個別銘柄の相場の強弱の状態、
主に「買われ過ぎ」「売られ過ぎ」などを示す指標のことです。
振り子を意味していて、
相場が振り子のように変動する、
ゼロラインを挟んで上下に振幅するチャートとなります。
そのため株価の絶対水準とは無関係に相場の加熱感で
売り買いサイン頻発に発信されがちです。
レンジ相場では高値圏で売り、安値圏で買うことが可能ですが、
トレンド相場だと早めにポジションを手仕舞うことになります。

オシレーターには
クロスオーバーとダイバージェンスがあります。
クロスオーバーは交差を意味し、
売り•買いのシグナルを発信します。
ダイバージェンスは逆行現象のことで、
価格とテクニカル指標の方向性が逆行したときに、
売り•買いのシグナルを発信します。

強気の乖離は、相場の底値圏で、
価格が下げ続けているとき、
テクニカル指標が前回安値を下回らずに下げ渋っているとき、
買いシグナルとなります。
下がるエネルギーがこれ以上ないと判断するわけです。
弱気の乖離は、相場の天井圏で、
価格が上げ続けているとき、
テクニカル指標が上げ渋ると、
買い圧力が弱まっていて売りシグナルとなります。

RSI 相対力指数についてですが、
RSI=一定期間の上げ幅の合計÷(一定期間の上げ幅の合計+一定期間の下げ幅の合計)×100(%)
保ち合い相場で、
上がったら売り、下がったら買いのスタンスです。
レンジ相場に有効なオシレーターです。
一般的に30%以下が売られ過ぎ、
70%以上は買われ過ぎの水準と言われていて、
30%以下では買いのタイミング、70%以上では売りのタイミングと言われています。