ロシア機撃墜について | 三井智映子オフィシャルブログ「ちえこのなかみ」 powered by アメブロ

ロシア機撃墜について

今日も良いお天気ですね
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さて今日は週末ですので…
コメントを見ても皆さんも気になってるのだな…と感じるこの話題から
トルコ軍によるロシア機撃墜について
先輩アナリストさんに伺ったところ、
トルコのダウトオール首相は
「今回の事件後に、ロシアとの関係断絶や緊張関係に入ったりするつもりは、我々にはないし、あり得ない。」
と述べているそうです。
 
ただし、プーチン大統領は「トルコ側では、いまだに謝罪も損失賠償の提案もない」と非難しており、
ロシア側の態度が軟化する兆しは見えていないようです。
ロシア機撃墜についてはシリア問題が複雑に絡んでいる模様で、
米国とフランスは、シリア内戦を解決するためにはアサド政権の退陣が必要との立場ですが、
この点でアサド政権を支援しているロシアと真っ向から対立しています。
26日にフランスとロシアの首脳会談が行われましたが、
過激派組織イスラム国(IS)の打倒へ協力することは合意した反面、
アサド政権への対応については意見が真っ向から対立している状況です。
今回の一件で連携にほころびが生じた場合、IS勢力の台頭を許すことにつながる可能性があるとの指摘も。
最悪のケースは、ロシアとNATOが激しく対立し、冷戦状態が生じること、とも言われているとのことです。

中国メディアによると、
トルコが25日にロシアの戦闘機を撃墜した事件について、
ロシア側がこの事件の背後に第三国の挑発があったとみていると報じています。
ただ、ロシア側はトルコとの戦争を望んでいないことを強調。
また、トルコのエルドアン大統領も、ロシアとの関係悪化は望まない考えを表明しました。
 
ロシアのラブロフ外相は、両国民の友好関係が今回の事件によって悪化しないとの見方を示した一方、
トルコと署名した一連の協議をもう一度見直す可能性があると発言。
また、同外相は、ロシア戦闘機を撃墜する前に米国からの同意を得たかどうかについてもトルコ側に質問したと報じられています。
ただ、トルコ側はこの質問についての回答を控えたということです。
 
ラブロフ外相は、北大西洋条約機構(NATO)と欧州連合(EU)が今回の事件に対する反応がおかしい点が多々存在していると指摘しています。
トルコがロシアの戦闘機を撃墜したことを隠蔽しようとする行動が目立っていると批判したのです。
また、ロシア政府は、
今回の戦闘機撃墜が国際法に違反しており、ロシアに対する非常に友好的ではないと反発したとのことです。