初心者向け 株式ってそもそもなんなの?? | 三井智映子オフィシャルブログ「ちえこのなかみ」 powered by アメブロ

初心者向け 株式ってそもそもなんなの??

寝る前に…

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今日はよくご質問を受ける株式について改めて書いてみたいと思います。
そもそも株式とは何なのでしょうか?
株式とは企業(株式会社)の資本の構成単位で、企業が資金を調達するために発行した有価証券です。
一般に株式を持つということは、
その企業にお金を出して間接的に経営に参加することを意味します。
そう、もしあなたがある企業の株を購入して株式を保有した場合、
間接的に経営に参加しているのですよー!
会社が成長していくうちに株価もあがり、
株券がほしい人も増えていきます。
そのまま配当金などで儲けることもできますし、その株価の上がった株券を売って稼ぐということも可能です。
株主になるメリットは、大きく三つあります。
①株主配当が受けられる
②株式分割で株数が増える
③株主優待が受けられる
デメリットは会社の業績の悪化などで株価が下がる可能性があること。また株式を保有することは、お金を貸すことと違い、企業に返済義務がないため、倒産リスクもあります。
株はあくまで投資なので、
出来る範囲の金額で投資をしてくださいね。

さて、株式投資をしようと思ったら、ファーストステップは、口座を開設することですよね。
個人が直接取引は出来ないので、
証券口座を開設します。 
證券会社の口座開設は銀行の口座開設同様、 
身分証明証と印鑑さえあれば簡単に開設することができるんです。
どこの証券会社を選ぶかは人それぞれですが、
私は手数料の低めなネット証券がいいのではないかなぁと思います。
SBI証券、マネックス証券、楽天証券、松井証券、カブドットコム証券、ライブスター証券あたりがオススメです。

さて証券会社に口座を開設したら、次はどうやって株を買うのか、ですね。株1個の値段というのは銘柄によって様々です。高い株ですと1株1万円以上というのもありますし、
安いのは1株50円やそれ以下のもあります。とはいえ、一株単位で株は買えません。
各銘柄には最低売買単位があります。
1,000株からというのが多いようです。
この最低売買ラインのことを単元(たんげん)といいます。例外として単元未満株という一株ずつ買うやり方もあります。トヨタなど一株あたりが高い株で、証券会社によって、プチ株やS株など呼び方も変わります。

株の売買は“成り行き注文”と“指値注文”があります。
簡単にいいますと、
“成り行き注文”はいくらでもいいのでこの株これだけを買いたい(売りたい)という注文方法で、
“指値注文”はこの値段でこれだけ買いたい(売りたい)という注文の仕方です。
どちらにせよ、
売り手の売りたい値段と
買い手の買いたい値段が一致して初めて売買は成立します。
この価格が日々変わりますので、
安く買って高く売る、
シンプルですがこの一言につきます。
買ったときよりも高く売れたときの利益を
売買益やキャピタルゲインといいます。
キャピタルゲイン(売買益)で大きな利益をだした、と言いたいですね!
忘れてはならないのが、
売買にかかる手数料。
これは証券会社によって違いますので安いところを選ぶのもポイントかもしれません。

取引は証券取引所で行われます。
この証券取引所は日本にもいくつかあって、
一番大きなところが東京証券取引所になります。
ほかにも大阪や名古屋、札幌、福岡、ジャズダック、など数多く取引所があります。
取引を行える時間は、
午前9時から11時、午後12時半から3時までの間になります。

東京証券取引所第一部は審査が厳しく選りすぐりの企業だとされています。
その東証1部の約1700銘柄の株式のうち
225銘柄を対象にしているのが、
ニュースでよく聞く日経平均株価というもの。
私も毎営業日に「今日の日経平均株価は…」と書いているので皆さんももう読みなれて下さっていますでしょうか?
この日経平均株価は、
日本経済新聞社がその銘柄を制定、
15秒毎に算出し公表していて、
日本を代表するような株が満遍なく選ばれています。

詳しくは私の著書「最強アナリスト軍団に学ぶ ゼロから始める株式投資」にも書いてありますので興味のある方は読んでみてくださいね!
http://www.amazon.co.jp/ゼロからはじめる株式投資入門-最強アナリスト軍団に学ぶ-三井-智映子/dp/4062186195