VWの不正プログラムの事件について
おはようございます
今日はフォルクスワーゲンの話題から( ´ ▽ ` )ノ
昨日のセミナーでも話題になっていたので取り上げてみました
独自動車大手フォルクスワーゲン(VW)が米国で販売したディーゼルエンジン車が不正に排ガス数値を検査時に低減させ、
排ガス規制を逃れるソフトウェアを搭載していたことが発覚しました
米国でもこの不正プログラムの事件が大きく報道されています
VWのトップはこの不正事件で交代となりました
米当局は同社に最大2兆円超の巨額制裁金を科すとされています
また米環境保護局(EPA)は25日に自動車の排ガス試験を厳しくする旨を日本メーカーを含めた自動車各社に伝えたようです
米国の規制は19万キロ走ってもNOxなどの浄化能力を維持する必要があるなど、
既に欧州や日本より厳しいこともあり、
各社の戦略に影響を与える可能性もあるでしょう
VWは今回の対応のため、7~9月期決算に特別損失として65億ユーロを計上する方針も明らかにし、
米国の販売店に対してディーゼル車の一部の販売中止を伝えたと報道されています
欧州株式市場を見てみると、
業績への影響の懸念からVWの株価は21日、22日と2日続けて2割前後の下落しており、
大きな影響が伺えます
日本の関連銘柄を見ると、
つい先月末にVWと提携を解消したスズキの鈴木会長の慧眼が話題になっています
ディーゼルエンジン車に注力していたマツダは株価にネガティヴな影響がありましたね
VWと世界販売台数トップを争い、新型プリウスを北米で発表したトヨタの株価も気になりますね
まだ影響はありそうですので注視していきたいところです