ゼロ金利についての考察
さてアトランタ連銀のロックハート総裁は23日に行われた講演で「米連邦準備制度理事会(FRB)が2015年に利上げを開始する」、
「FRBによる金利の正常化は経済の健全化を示す」
との見方を示しました
市場関係者の間では、
実質ゼロ金利の状態を長く続けることは望ましくないとの見方が増えています
報道によると、著名投資家のビル・グロス氏は10月の投資見通しで実質ゼロ金利の状態が長く続いた場合、
保険会社のバランスシートや年金基金に悪影響が及ぶと指摘し、
政策金利をすみやかに引き上げるべきとの見方を示しています
ゼロ金利状態を長く続けることは米国経済にとって好ましくないとFRBが真剣に考えているならば、
9月時点で利上げを実施すべきだったとの意見もあります
イエレンFRB議長は、
当局が年内の利上げを見込んでいると述べた上で、
経済面でもし予想外の出来事が生じた場合、見通しが変わる場合もあると指摘しています
金利据え置きはドル安材料ですが、株安につながる可能性は否定できません
株が売られても安全な国債が24日は買われ、米国債市場は10年債利回り2%に焦点を合わせつつあるようです
今週もお疲れ様でした
あっという間に月末…今月はいつにも増して充実してました
感謝ー