G20についての考察 | 三井智映子オフィシャルブログ「ちえこのなかみ」 powered by アメブロ

G20についての考察

G20での中国経済についての発言などをまとめてみました
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今回の会議は異例だったそう。
何が異例かというと、
中国株安とそれに伴う世界的な株価下落についてが焦点となることは想定されてはいましたが、
会議の冒頭から中国の経済についての報告から会議がはじまったとの報道がされています。

また中国人民銀行の周小川総裁は会議冒頭で、
最近の上海市場の株価急落で「バブルがはじけるような動きがあった」との発言を繰り返し行ったようです。

本当に中国バブル崩壊したのでしょうか?
「中国の指標は人為的では」
「中国の株価上昇は作られたものなのでは」
「ゴーストタウンがあるなど中国経済の先行きは不安」
などの意見は以前からありましたよね。
天津の事故も、民衆不在の開発が要因の一つで経済の歪みの産物だともいわれる中国。
しかしバブルがはじけた、はじけきったかはかなり疑問です。

各国から中国へは
「中国経済の減速が世界経済のリスクになっている」
「中国の減速は新興国にとってもリスク」など、
中国経済減速への懸念が寄せられるとともに
金融機関の不良債権問題や過剰設備の解消、
透明性の高い情報の開示など各国が構造改革の実行を求める展開となりました。
また通貨政策をめぐっても8月に人民元切り下げに動いた中国をけん制し、
通貨の競争的な切り下げを回避するなどの従来の合意事項を確認したようです。
各国は世界の経済成長は期待する水準に達していないため、
回復維持のため断固たる行動を取るとの意思を確認しています。