雇用統計はまちまち | 三井智映子オフィシャルブログ「ちえこのなかみ」 powered by アメブロ

雇用統計はまちまち

おはようございます
今週もマーケットが始まる前に情報をお届け
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注目された8月の米雇用統計ですが、
失業率が市場予想の5.2%より少ない5.1%と約7年半ぶりの水準に改善しました
また8月の時間当たりの賃金も8セント上昇と改善されています
それに対して非農業部門雇用者数は前月比17万3000人増と、市場予想の22万人増を大きく下回りました
農業分野以外の就業者数の伸びが市場の予想に届かなかったことから売り注文が先行して、
4日の米国株式市場はS&P500種株価指数は前日比1.5%安の1921.22、週間ベースでは3.4%下落しています
またダウ平均は前日比272.38ドル下げて16102.38ドルと、主要株価指数が1%を超える大幅下落となっています
投資家が運用リスクを感じて安全資産の円買いが進み円相場は大幅に続伸
指標の発表直後に円が118円60銭前後まで買われる場面もありました
雇用統計が強弱まちまちの内容のため、
「利上げ時期は8月の米雇用統計で判断できるのでは」という思惑は崩れ去り、先行きへの不透明感は強まった形です
今月の会合で利上げに踏み切る可能性もまだまだありますし、
しばらくは神経質、消極的な展開になるかもしれません
少なくとも今日の日本株は、
ダウ安、円高ドル安ですから下落傾向にあるでしょう
ちなみに7日の米国市場はレーバーデーの祝日で休場となります

では今週も頑張ってまいりましょう