中国・上海株式市場の急落について
さて今日は、インパクトの大きかった中国・上海株式市場の急落について
市場全体の値動きを示す上海総合指数は前週末比345.35ポイント(8.48%)安の3725.56で取引を終えています
この主要指数の下落率は2007年以来の大きさとのこと
また深セン総合指数も同1025.47ポイント(7.59%)安の12493.05ポイントで、
上海市場と合わせて1800近い銘柄が取引停止となったようです
これは2014年11月からかなりの頻度で行われてきた中国人民銀行(中央銀行)による金融緩和局面が終わったのではないかという不安感が背景にあります
上海株は調整が長期化する可能性があるとの見方もあり、注視が必要でしょう
ちなみに中国国家統計局が15日発表した2015年4~6月期の国内総生産(GDP)は、
物価変動の影響を除いた実質ベースで前年同期比7.0%増
中国財政部の朱光耀副部長による、
2015年はGDP成長率7%達成見込みで2020年に中国のGNPは100兆人民元規模になり、
1人当たりGDPは1万ドルに達するとの観測を一応はクリアした形となっています