ギリシャの動向を注視したいですね | 三井智映子オフィシャルブログ「ちえこのなかみ」 powered by アメブロ

ギリシャの動向を注視したいですね

3日の日経平均株価は、
前日比69円68銭安の2万0473円51銭、
東証株価指数(TOPIX)は4.22ポイント安の1669.99と、ともに続落となりました
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前日の欧米株安や円安・ドル高の一服に加え、
昨日に引き続き連騰の過熱感もあってを売りが先行しました
週末にギリシャが国際通貨基金(IMF)への債務の一部返済期限を迎えるほか、
5月の米雇用統計も発表されるなど海外の重要イベントを控えて様子見ムードもあったようです

ギリシャ政府と国際債権団の債務交渉期限は5月末でしたが、合意には至りませんでした

ツィプラス・ギリシャ首相は、

国際債権団に対してヘミングウェイの名作「誰が為に鐘は鳴る」を読み直すことを勧めているとのこと

ヨーロッパで鳴り響いている弔鐘は、ギリシャだけを弔うものでなく、ヨーロッパ全体を弔うものらしいです(>人<;)


 ギリシャ政府が融資を得られずにデフォルト(債務不履行)に陥り、

ユーロ圏からの離脱に追い込まれた場合、

ギリシャ同様に左派勢力が躍進しているスペインも追随する可能性が高まりますので、

ユーロ崩壊の可能性が高まる、との脅しと解釈できますよね

 

昨日、国際債権団は、ギリシャ政府に対して最後通告を行い、

本日、ギリシャの対応が注目されています

市場では、ギリシャが妥協して合意するのではないか、

との楽観的な見方が強まっており、

ユーロの買い戻しにつながっています

旅行ではあんまりユーロ安じゃなかったです(笑)

明日5日には、ギリシャ政府は、国際通貨基金(IMF)への債務(約3億ユーロ)を返済しなければなりません。

注視してまいりましょう