人民元の話題
おはようございます
今週は人民元の話題から
人民元は近い将来、国際準備通貨になることが確定的となりつつある…と伺っています
数年前には人民元は2020年までに世界の主要な準備通貨になると予想されていましたが、そうなる時期は早まりそう、とのことです
中国政府は、2015年末か2016年前半頃までに国際通貨基金(IMF)が発行する特別引出権(SDR)の価値を決める主要通貨バスケットに人民元が組み込まれることを望んでいるようです
アジアインフラ投資銀行(AIIB)による融資などで人民元が積極的に利用されるようになれば、
人民元は実質的に国際準備通貨になるとの見方も
うーん…私にはあまりピンときませんが、そういう意見とあるようです
人民元が国際準備通貨になると何が変わるのか?
確実に言えることは、貿易決済におけるドルの使用が大幅に減ることです
人民元が国際準備通貨になると、
中国は債務国に対して米ドルではなく、
人民元での返済を要請するでしょう。
中国との貿易取引でも人民元の使用が一般的になります
各国の中央銀行はドルの外貨準備を減らして人民元の外貨準備を大幅に増やすことになり、
人民元相場は必然的に上昇します
人民元の資金供給を行う中国人民銀行は世界の中央銀行になる…とのことの意見もあるようです
注視していきたいですね