香港の住宅価格が今後3年で50%以上下落も?
今週もお疲れ様でした

さて今日は香港の住宅価格が今後3年で50%以上下落も?という話題です
米著名投資家ジム・ロジャーズ氏はこのほど、香港の不動産バブルがすでに崩壊寸前まできていると指摘し、
住宅価格が3年以内に50%以上下落する恐れがあるとの見方を示しました
今まで2015年末までに30%下落…などのニュースは見ましたが、
50%以上…(; ̄ェ ̄)??
ロジャーズ氏は、香港の住宅供給が大幅に増加しており、
価格の下落が合理的だと指摘
また、米国が利上げに踏み切った場合、米ドルの持続的な上昇観測を受けて香港から外資の引き揚げが加速する可能性が高いため、
これが香港に大きなダメージを与えると警告したよう
香港政府が香港ドルと米ドルのペッグ制を解消すれば、香港の不動産市場が一層の打撃を受けるになるとの見方を示しました
なお、2005年の米利上げが実施された後、
貸出金利の大幅な上昇に伴い、香港の住宅成約件数は8カ月の間に75%減少しています
香港政府の統計データによると、
2014年の住宅完工戸数は1万5720戸となり、前年を8250戸上回ったといいます
また、今年と来年の新築住宅の完工戸数は3万戸以上になると予測され、
2004年以来の最高水準になる見通しとなっています
また香港の民間住宅価格は昨年(2014年)4月から12月まで9ヶ月連続の上昇、
通年で13%超の価格上昇で過去最高を更新したとの報道もされており、
注視が必要です

