AIIBの話題

今日の日経平均株価は、

前日比67円92銭安の1万9476円56銭と3日ぶりに反落☆

為替相場で対ドルでの円高が進んだことや短期的な過熱警戒感から利益確定売りが先行した模様です。

また春闘での大手企業の大幅な賃上げ回答から春以降の景気回復への期待感は高まっているようです。

今日はアジアインフラ投資銀行（AIIB）の話題を取り上げたいと思います。

英国に続きフランス、ドイツ、イタリアなどの欧州主要国も、アジアインフラ投資銀行（AIIB）に参加することを決めました。

現時点で30を超える国がAIIBへの加入意思を明らかにしています(´･Д･)」

英国などは米国の反対を押し切ったそうですが、

主要7カ国の過半数がAIIBへの参加を表明するという展開となっています。

現時点で日本は参加を表明していません。

政治家や官僚が米国の意向を気にしているかもしれませんが、

日本と米国が主導しているアジア開発銀行（ADB）の存在があるからだと言われています。

ただし、AIIBはその機動力と積極性においてADBを遥かに凌駕することは確実です。

日本は一応の期限である3月末までに参加を表明することはなさそうですが、

これは1時間に1本程度のバスに乗り遅れたとかの次元ではなく、

1カ月に一度しか飛ばない飛行機に搭乗できなかったぐらいのインパクトがあるとの意見も。

市場参加者の間では、

AIIBは単なる国際開発銀行ではなく、

人民元が実質的な国際通貨になることを決定的にする国際機構（IMFのような）となる可能性があります。

ユーラシア地域における大規模開発プロジェクトを主に支援していくわけですが、

その場で活用される資金は人民元、ユーロ、ルーブルなどの通貨になることが考えられまし。

米ドルも含まれるはずですが、

メインではない可能性があります☆