ユーロ売り・米ドル買いが活発に
今日の日経平均株価は、
前日比48円24銭高の1万8751円84銭と反発
後場の日経平均は一時マイナス圏に転じる場面もみられましたが再度プラス圏に転じるなど底堅い展開となりました
明日2日に米国2月雇用統計を控えており積極的な上値追いは限定的ですが、
年金買い期待などが下支え要因になっています。
ただ様子見ムードからか、東証1部の出来高は18億2465万株と今年最低となっています
今日は為替の話題です
4日の欧米市場では、
ユーロ圏と米国の金利差拡大を想定したユーロ売り・米ドル買いが活発となり、
ユーロは対米ドルで2003年9月以来の水準まで下落
カナダ中央銀行が政策金利の据え置きを発表し、
短期筋のユーロ売り・カナダドル買いが観測されたことも影響したようです
市場参加者は、
日本時間5日夜に行われる欧州中央銀行のドラギ総裁の会見内容を注目しています
量的緩和策がユーロ圏の物価動向や雇用に与える影響やユーロ相場についての見解は、
有力な売買材料となりそうです
ドラギ総裁がユーロ安を容認した場合、米ドル、日本円、豪ドル、カナダドル、NZドルに対するユーロ売りは継続すると考えられます