トマ・ピケティ氏、来日
今日は「トマ・ピケティ氏、来日」の話題です
フランスの経済学者で100万部のベストセラー『21世紀の資本』(みすず書房)の著者、トマ・ピケティ氏が、明日来日するそうです

アベノミクスに批判的とのことですので、日本での講演が注目されています。
テレビ番組も予定されているよう
著書である「ここ10年で最も重要な経済書」と言われるくらい大絶賛されている「21世紀の資本」
こんなに厚い本で、
しかも5500円と高価な本がなぜこんなに売れているのでしょうか?
「21世紀の資本」を読んだことが無い方、706ページの経済本を読む暇が無い方のために、概略を紹介しておきます
ピケティ氏が15年間にわたり、20カ国以上、200年以上のデータを調べた結果、
資本収益率(r)> 経済成長率(g)
という仮説「ピケティの不等式、というらしいです」が確認できたそうです。
資本主義社会では、資本家などお金持ちの方達の資産の増え方は、4~5%、
経済成長率に応じた労働者の賃金・給与の増え方は、1~2%とのことです。
富める者はますます富み、そうでない者はそこそこなので、必然的に格差がますます拡大するとのことです
フローとストックを理解していれば、この分厚さではありますが、それほど難解ではないのでは?と感じました
興味のある方は読んでみてくださいね

