三連休を控えての株価は?
今日の日経平均株価は、
前日比30円63銭高の1万7197円73銭と小幅続伸(^ν^)
前日の欧米株高や原油安一服を背景に海外不安が緩和したものの、
米国12月雇用統計や、今年初の3連休を控えるなか手仕舞い売りなどが重しとなったようです
さてギリシャのユーロ離脱懸念がマーケットに重くのしかかっていますよね
短期的な悪影響はリーマンショック以上かも、という話題を、
先輩アナリストさんから中国からの視点として伺ってきました
ギリシャの総選挙は25日に行う予定ですΣ(・□・;)
欧州連合(EU)主導の緊縮財政を反対する最大野党となる急進左派連合(SYRIZA)がトップになる可能性が最も高いと予測されているよう
SYRIZAが勝利した場合、
緊縮財政が見直され、
ギリシャがユーロから離脱するとの懸念が高まっています
ただ、中国の専門家は、
ギリシャがユーロから離脱する確率が低いとの見方を示しているようです。
ギリシャ危機が発生してからEUや欧州中央銀行、国際通貨基金(IMF)などが計2400億ユーロ(約33兆8400億円)の支援を提供したと同時に、
条件として緊縮財政をギリシャに押し付けたわけですが、
これが簡単に解除できるものではないと指摘されたんです
仮にギリシャはユーロから離脱した場合、
世界経済がリーマンショック以上の危機にさらされるとの見方が浮上しています。
ユーロ離脱を決定したら同国の金融機関における取り付け騒ぎの発生や株式市場の急落などは容易に想像できますよね
同国政府は最終的に預金封鎖に踏み切る可能性が高いと予測されます。
これに加え、EU経済が景気低迷とデフレ危機に直面しているため、
ギリシャのユーロ離脱の悪影響がすぐにもEUに波及すると指摘されました
専門家は、ギリシャがユーロにとどまることが緊縮財政の継続や失業率の上昇などの痛みを伴うと指摘
ただ、これはユーロ離脱がもたらす犠牲よりはるかに軽いと強調しました
なお、ドイツ政府がギリシャのユーロ離脱を容認すると発言したとは対照的に、
フランスとEUが反対する意向を示しています