9月の日銀短観 | 三井智映子オフィシャルブログ「ちえこのなかみ」 powered by アメブロ

9月の日銀短観

今日の日経平均株価は前日比420円26銭安の1万5661円99銭と、
大幅に値を崩す展開となりましたΣ(゚д゚lll)[みんな:01]
昨日、米国株と米国債利回りが急低下、
昨日、110円の大台回復を達成したドル円は、
108円台まで急反落となりました[みんな:02]
外国為替市場の円安が一段落したことで、
ソフトバンク<9984>やトヨタ<7203>、
三井住友FG<8316>など、
主力株中心に利益確定売りが先行しています[みんな:03]
中小型株についても押し目買い一巡でマザーズ指数は再度弱含む格好となりました[みんな:04]
また香港の民主化デモなどの地政学的リスクの高まりや、
米国内でエボラ出血熱患者が初めて確認されたことも投資家心理を冷やしたようです[みんな:05]

今夜はECBの政策理事会とドラギ総裁の記者会見が予定されていますね(・Д・)ノ
ユーロドルが再び下値を試す可能性があり、
そこからドル買いの流れとなって、
ドル円も比較的底堅い動きに戻るかもしれません[みんな:06]
例えばレポート銘柄の④なんかは押し目買いのタイミングかもしれませんよ(⌒▽⌒)

昨日発表された日銀短観の企業の物価見通しでは、
全規模全産業による1年後の消費者物価指数(CPI)見通しは、
平均で前年比1.5%上昇[みんな:07]
前回6月調査(1.5%上昇)から横ばいとなりましたね[みんな:08]
企業のインフレ期待も横ばい。
3年後は1.6%上昇(前回は1.6%上昇)、
5年後は1.7%上昇(同1.7%上昇)とされています…
大企業の業績の堅調さは裏付けられましたが、
景況感の持ち直しには疑問符です[みんな:09]
1ドル=110円台の円安となったことで、
確かに中小企業や家計には輸入コスト高の不安もありますよね(・Д・)ノ
日銀が2日に発表した9月の「生活意識に関するアンケート調査」によると、
景気が1年前と比べて「良くなった」と答えた割合から「悪くなった」と回答した割合を引いた個人の景況感DIは、
マイナス20.4と前回6月調査から10.4ポイント低下しています[みんな:10]
これは2013年3月調査(マイナス22.6)以来の低水準。
やはり物価高への不安感が大きいようで生活のゆとりがないという意見が多いようです。
消費増税や食料品、エネルギー価格などの物価動向が景況感に影響を与えていますね。・°°・(>_<)・°°・。

企業の決算もはじまっていますが、
好調な企業収益が高水準の設備投資、賃上げ、雇用につながれば、
増税でちょっとしょんぼりめな消費を後押しできるのではないでしょうか。
今日は健康診断と打ち合わせのあと、
私も都内に某社の決算企業説明会に行ってまいりました[みんな:11]
photo:01


そのうち纏めてお伝えできるようにしますね[みんな:12]