米8月NAHB住宅市場指数は強い結果に

今日の日経平均株価は前日比127円19銭高の1万5449円79銭と7日続伸
海外株高と為替の円安を好感して買いが優勢となりました

前日18日の米国株は、
住宅指標の改善やウクライナ危機をめぐる緊張が緩和したことで大幅高となりました
終値は、前週末比175.83ドル（1.06％）高い1万6838.74ドルでした
8月の米住宅関連の経済指標が市場の予想を上回り、
米景気回復の期待が高まったことも買いにつながったようです！
米8月NAHB住宅市場指数は55となり、市場予想および前月の53より強い結果に
2ヵ月連続で岐点に乗せ、7ヵ月ぶり高水準となりました

今日は気になったニュースをいくつかあげていきたいと思います

○先日取り上げた百貨店売上高ですが、
日本百貨店協会が今日発表した７月の全国百貨店売上高は、
天候要因などを背景に店舗数調整後で前年比2.5％減の5448億円と、4カ月連続でマイナスとなりました
ただ、売り上げの減少幅は6月より改善
消費税率引き上げの影響は月を追うごとに和らいではきているようですよ

○これも先日取り上げた独占禁止法の続報☆
ベアリング世界３位の日本精工は中国での軸受の取引に関して、
同国独占禁止法に違反する行為を行ったとして中国の国家発展改革委員会から億7492万人民元（約29億円）の制裁金の支払いを命じられたと発表しています

○日本貿易振興機構（ジェトロ）が本日発表した今年上半期（1～6月）の日中貿易の総額は、
前年同期比4.4％増の1683億59万ドルと2年ぶりに前年を上回りました！
とはいえ日本から見た貿易収支は、
反日デモの影響もあって、
赤字額が37.0％増の123億1024万ドルと過去最大となっています

○中国経済について中国国家発展改革委員会（ＮＤＲＣ）のマクロ経済研究所の陳副院長は、
内需が弱まり成長の勢いを失っていると指摘しているようです。
今年の経済成長率目標である7.5%を達成する公算が大きいものの、
7月の驚くほど弱い融資実績は看過できないとし、
来年までに銀行の貸出金利と預金準備率の緩やかな引き下げを通じたさらなる金融緩和を実施する必要があるとの見解を示しています

○著書「最強アナリスト軍団に学ぶ ゼロからはじめる株式投資」とよろしくお願いします