中国不動産バブル | 三井智映子オフィシャルブログ「ちえこのなかみ」 powered by アメブロ

中国不動産バブル

今日の日経平均株価は、
ウクライナ情勢への懸念や前日の米国株高や円弱含み推移が背景にありつつも下値拾いの動きもあり、
前日比124円38銭高の1万4462円17銭でした[みんな:01]

さて今日は先輩アナリストさんから伺った、
中国の不動産価格総崩れは避けられず、
半年以内にやってくるであろうという話題です[みんな:02]

最新統計によると、
全国100都市の新築物件の平均価格(4月)は1平方メートル(平米)あたり1万1013元(約16万円)となり、
前月比で0.10%上昇したといいます[みんな:03]
上昇率は前月を0.28%下回ったそうです[みんな:04]
また、成約件数の減少が継続しているほか、
中古物件では、表示されている取引価格では買い手が見つからないケースが目立っており、
実勢相場が調査結果を下回る可能性が高いと指摘されました[みんな:05]

成約件数の急減について、
需給バランスが崩れていることが背景にあります[みんな:06]
全国の住宅在庫面積は2012年末の3億4700万平米から今年4月末時点の5億2700万平米まで拡大し、
現在も増加し続けているといわれているようです[みんな:07]
一方、国民の住宅購買能力はすでに限界にきています[みんな:08]

こうした状況を受け、
中国人民銀行(中央銀行)は5月14日、
一軒目住宅ローンの融資を確保するよう市中銀行に指示[みんな:09]
ただ、市場関係者は、
今回の対策が焼け石に水だと指摘しました[みんな:10]
今年1-3月期の不良債権残高は前年末から540億元を増加し、
2008年9月以来の高水準を記録[みんな:11]
不良債権は鉱業や不動産に集中しているという背景に、
人民銀からの指示があっても市中銀行は住宅ローンへの融資は消極的だと指摘されました[みんな:12]

また、人民銀など金融当局が「影の銀行(シャドーバンキング)」などへの規制を一段と強化するとみられ、
不動産業界の資金繰りは今後、
さらに悪化する恐れがあります[みんな:13]
業界専門家は海外の不動産市場の経験則からみると、
成約件数の急減から価格の急落まで約6カ月がかかると指摘[みんな:14]
中国では不動産市場の低迷に加え、
金融引き締めなどが継続されているため、
6カ月以内で価格総崩れが発生する可能性が高いとの見方を示しました[みんな:15]
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今日はマック赤坂さんと対談@ロイターさん[みんな:16]
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わっかつけさせてもらったぁ[みんな:17]