日銀短観 | 三井智映子オフィシャルブログ「ちえこのなかみ」 powered by アメブロ

日銀短観

おはようございます
今朝発表された日銀短観は、
プラス16となりました
2007年12月以来、6年ぶりの高水準

改善は4期(12カ月)連続
景気は確実に回復してきているようです
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せっかくなのでFacebookに載せた記事を転載します
良かったら読んでみてくださいね
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今週の国内の経済指標は、
何と言っても16日の12月調査の日銀短観(企業短期経済観測調査)!
重要なので要チェックです(*^^*)
ほかに16日は11月の首都圏新規マンション発売、
17日は工作機械受注確報値、
18日は11月の貿易統計、
日本製半導体製造装置BBレシオ、
19日は10月の全産業活動指数が、
それぞれ発表されます☆
また19、20日に日銀の金融政策決定会合が開かれ、
20日に黒田日銀総裁が記者会見する
予定です(*^_^*)

私事ですが、20日には東大にて鼎談があります!
詳しくはブログの写真にて☆
http://s.ameblo.jp/mitsui-chieko/entry-11729492451.html

そして今週の新規IPOは9件も!!
大型で注目なのは足利HD <7167> !
東証1部に新規上場します☆
宇都宮市が本社で、野村グループが再生させた足利銀行の金融持株会社で、
公開価格は420円となっています。

さて、米連邦準備理事会(FRB)の次期副議長候補の中に、
イスラエル中央銀行のフィッシャー前総裁の名前が浮上しました。
あくまで報道ベースでの情報で正式決定ではありませんが、
市場では早くもフィッシャー副議長が誕生した場合のFRB金融政策運営、
またはイエレン議長との相性などに関する思惑が渦巻いています(・◇・)/~~~
金融政策の行方に不透明感が出てきたんです。
 
そもそもフィッシャー氏とはどんな人物なのでしょうか?
同氏は国際通貨基金(IMF)で筆頭副専務理事を務めたほか、
マサチューセッツ工科大学(MIT)教授時代にはバーナンキFRB議長やドラギ欧州中央銀行(ECB)議長を指導したことも知られています。
イスラエル中銀総裁時代には最も尊敬を集めた公人とされ、
今年の議長退任時には「イスラエルは責任ある最後の大人を失った」
とまで評された経緯も持っていますp(^_^)q
 
フィッシャー氏の金融政策スタンスについてですが、
「実利派」という評価が目立ちます★
つまり、理論や理念に過度に執着せず、
経済環境の変化に合わせて素早く対応するタイプです☆
世界金融危機が発生した2008年には大幅な利下げを決断し、
景気が持ち直すと危機後に世界の中央銀行で初めて利上げを実施しました。
 
その実利的な政策姿勢から、
フィッシャー氏はFRBによるフォワードガイダンス(FG)に批判的です(・ω・)ノ
同氏は9月の会合で、
「FRBが何をするか期待してはいけない。なぜならFRBもわかってないからだ」
と述べたことは各種報道で伝えられた有名な言葉です。
 
また、同氏は市場とのコミュニケーションについて
「わかっていること、確実にコミットできることは伝える。投資家を過度に混乱させることは避けるべき」
と指摘し、
不確実なFGに頼らず、
わかっていることのみを明確に市場に伝えることが重要だと説いています(・Д・)ノ
 
FRBは来週の米連邦公開市場委員会(FOMC)で量的緩和の縮小に着手する可能性が高まっています。
また、超低金利政策は維持するという姿勢を市場に伝えるため、
目標失業率の引き下げなどFGが強化されるとの観測も高まっています。
 フィッシャー氏の発言が来週のFOMCに影響するかは分かりませんが、
少なくとも副議長に就任すれば来年からの金融政策は性格が変わるかもしれません!!

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それでは、今週も頑張っていきましょう!