今日はイタリアの話 | 三井智映子オフィシャルブログ「ちえこのなかみ」 powered by アメブロ

今日はイタリアの話

今日は肌寒いですね
昨日と気温差がありますので体調管理気をつけましょう
わたしはというと、
朝からフィスコでミーティングしてきました
まだ時間がかかりそうですが皆さんに早くお知らせしたいプロジェクトが進行中です( ´ ▽ ` )ノ
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 さて、昨日発表された欧州の一連の経済指標で、
フランスとイタリアのサービス部門購買担当者景気指数(PMI)が改善と悪化の分岐点となる50を回復するなど、
欧州経済が回復しつつあることが確認されています(^O^)
イタリアのサービス部門PMIは2011年5月以来初めて50を上回り、
ユーロ圏第3位の経済規模を持つ同国が、
リセッション(景気後退)脱却に向けた軌道に乗っている可能性があることが示されています☆
そしてイタリアのベルルスコーニ元首相が求心力を失っているようです。
今週2日に実施されたレッタ政権の信任投票は上下両院で可決されましたが、
これにはベルルスコーニ陣営から離反者が相次いだことが影響しました。
レッタ政権の存続が決まったことが追加の追い風となり、
ユーロ相場は足元で堅調な値動きを強めているんです☆
 
欧州ではリセッション(景気後退)脱却にはじまり、
メルケル首相の選挙での圧勝など好材料が相次いでいます。
ただ、通貨ユーロの上昇は回復に向かい始めた景気の腰折れになる要因として政策当局者にとっては警戒材料(⌒-⌒; )
 
また、過剰流動性の減少が短期金利に必要以上の上昇圧力を加える方向に動けば、
こちらも銀行などに打撃を与える原因になります。
最近、投資家の間で
欧州中央銀行(ECB)が追加長期資金供給オペ(LTRO)を実施する
との思惑が強まっているのはこうした背景があるようです(^.^)
 
先日行われたECB理事会では政策金利の据え置きが決定されましたが、
理事会は「いかなる政策の選択肢も排除しない」と警戒姿勢を堅持。
欧州で相次ぐ好材料に市場が過度に反応しすぎれば、
ドラギ総裁があらためて動きだすことも想定できそうです(^_^)

ちなみに欧州連合(EU)統計局が発表した8月のユーロ圏小売売上高は、
市場予想を大幅に上回る前月比0.7%増☆
燃料、食品、衣料、コンピューターの販売が好調で、
7月分も0.1%増から0.5%増に上方改定され、
景気回復を家計部門が支える可能性を示しています(^_^)

と明るいニュースのあとですが、
日経平均株価、今日の前場は三日続落中(~_~;)
米株価の下落や円高が嫌気され、
幅広い銘柄で売りが先行し、
約1カ月ぶりに一時1万4000円を割り込んでいます。
前日比61円67銭安の1万4095円58銭。
後場、反発期待、出来るかなぁヽ(´o`;