7月30日の日経新聞の朝刊の記事。
この記事を読み、日本又は私達は大きな転換点を迎えていると思わざる得ないとともに、この言葉程ぴたりと当てはまる言葉はない様に思えます。
上場企業の有力660社の国内外の資産合計に占める海外比率の割合が3割を超えたとの事です。
損益は勿論の事、資産がである。
中でも、営業利益にあっては250社が海外子会社、関連会社があげる
利益の割合が全体の半分以上、
資産にあっては45社が海外資産の割合が全体の半分以上であるとの事です。
こと日産自動車は、国内の損益は赤字、海外で利益を稼ぎ出す。また、従業員は半分が海外の方々、資産は半分以上が海外であります。こちらは想定出来得ましたが、
驚いたのは資生堂、損益は半分が海外、資産は半分以上が海外、従業員は40%が海外と、此処までグローバル化が進んでいるとは思いませんでした。
そんな中で、日産マーチがタイ工場で生産、逆輸入され日本で売られています。

ある新聞の記事を読みましたところ、
当時の志賀日産社長は、最後まで追浜工場で生産出来ないか車内で検討させたらしいのですが、調達コスト、労務費、物流費、関税、為替等の面から国内での生産の選択はできず、タイでの生産を決断したとのこと。
開発にあたっては、開発、製造、品質、調達、協力メーカー等が大部屋で顔を突き合わせて一丸となり、商品を開発、製造したとの事です。
本当に後者は多いに全ての業種に参考になる話しであり有意義であると思います。
しかし、前者は本当に国益になるんでしょうか?
この事実を受け止め、政治は何の産業を守るのか、そして法人税のあり方、FTAの戦略的締結といった面ですべき事は多々あると思います。
また、経済人、国民はこの事実をこの言葉として強く受けとめるべきであると考えます。