吉田みつひろです。
いつも皆様には大変お世話になっております。
本当にありがとうございます。
山口市が2024年にいくべき52ケ所で、3番目に
選出することとなり、その推薦の理由を
先日山口市で語っていただいたクレイグ・モド氏が
宮本常一先生著の「忘れられた日本人」について
触れられていたことを思い出し、
はじめて宮本常一記念館に足を運びました。
民俗学者についての解説もありましたが、
宮本常一先生が、日本全国を歩いて旅をし、
その詳細まで観察をしたり、その場所に住む人々と
話し、聞いたことを如実に詳細に書き残して
いく、その洞察力と探究力など、
人間の力を心底感じさせていただきました。
ふるさとの周防大島についても同様で、
風や潮流、気候、歴史、文化、産業など
あらゆるすべてのことを記しておられました。
釣りの針、船、籠、網、鍬など全てが
大島の生活に欠かせないものです。
宮本先生が見たもの、それはその時の現実、
これが積み重なり全体として、その地域が
変わらざるを得なかったこと、変わらなかったこと、
全てを知ることで、私たちがどう生きるのかを
追求していくことができる!
民俗学、とても興味深いものです。
感謝、吉田みつひろでした。