吉田みつひろです。
いつも皆様には大変お世話になっております。
本当にありがとうございます。
毛利家の絵事御用を務めていた雲谷派の祖である
雲谷等顔の没後400年にあたる今年、
「雪舟を継いだ男~雲谷等顔展~没後400年」が
県立美術館にて始まりました。
彼は桃山時代の画壇の巨匠とも名高く、
毛利家より雪舟の画流を、その地位を築くことで継いだ。
その雲谷等顔の作品が、このたびずらり並んでいます。
各地の美術館や寺院、アメリカなど海外からも作品が集まり
このたび素晴らしい展覧会となっています。
今日オープニングおよび特別鑑賞会があったのですが、
かつて、熱海のMOA美術館で尾形光琳の「紅白梅図屏風」を
見たときと同じ感情が湧いてくる感じがありました。
重要文化財である山水図屏風をはじめ
数々の等顔の作品を目の間に、
水墨をはじめ、アートとしての魅力と
毛利家をはじめ戦国時代を生きた人々の感性や
等顔が多くの寺院における僧侶や豪商などとの
人的ネットワークとその幅をも垣間見ることができる気がします。
展覧会は本日11月1日(木)より、12月9日(日)まで。
まずは、本物を目の当たりにして、
その芸術性と繊細な作品を感じていただくことを
お薦めいたします。
感謝、吉田みつひろでした。