吉田みつひろです。

 

いつも皆様には大変お世話になっております。

 

本当にありがとうございます。

 

「いよいよ農業機械もここまで来たかあ!」

 

ある方がボソッと独り言。

 

確かに、そんな光景を目の前で見ることになるとは。

 

実は、今年度から県で行っている農林水産業イノベーション研究事業の

 

実証実験会が行われました。

 

このたびは、ロボットトラクター。

 

農業機械メーカー・クボタの協力をいただき、

 

アグリロボトラクターのデモ耕耘が行われました。

 

農業集約化や法人化が進む一方で、

 

県内の農業従事者の高齢化や農業人口の減少により

 

担い手が不足していくことへの懸念から、

 

人がいなくても、農業作業が行われるということ

 

まさにロボット、AI、IoT技術の進展により、

 

農業機械の進化を実際にどのように具現化しているのかを

 

知る良い機会となりました。

 

まさにスマート農業の形のひとつと言えるでしょう。

 

本日は農業関係者が多く視察に来られ、

 

GPSと基地局を活用したRTK(高精度衛星測位システム)を活用した

 

農業の作業効率化を目の当たりにさせていただきました。。

 

1台の無人トラクターと、1台の有人トラクターとで、

 

はじめに耕耘する位置を設定することにより、

 

なんと、無人のトラクターがヒョイヨイと耕耘していきました。

 

有人のトラクターも、操縦はせず、すべてコンピューターが制御。

 

クボタ製のアグリロボトラクターの値段は約1300万円。

 

すぐに手がでる値段ではありませんが、

 

農業従事者や担い手が減っていく中で、

 

農業の作業、オペレーションを低下させずに

 

生産性を高め、収益を向上させていくため、

 

こうしたIoT技術の応用による農業機械のイノベーションは

 

重要な視点として、持っておかなければなりません。

 

県の農林総合技術センターによる実証実験の段階ではありますが、

 

より実務的に、より実効性のあるものとして

 

今後の研究の成果と、利活用が期待されます。

 

感謝、吉田みつひろでした。