吉田みつひろです。
いつも皆様には大変お世話になっております。
本当にありがとうございます。
本日、第23回中原中也賞の授賞式が開催されました。
このたびの受賞者は、マーサ・ナカムラさん、詩集『狸の匣』
が選ばれました。
選考委員の皆様からも、
何とも奇妙なことで、選考会以来、最初から意見が一致したことはないという。
マーサさんの独特の表現力。
詩の自由が好き!というご本人の自身あふれる表情が印象的。
選考委員長の佐々木先生曰く、何か引き込む力を詩にもつ、という。
私は、マーサ・ナカムラさんの魅力は、
あるものに対する、ストレートに思う気持ちと
自分の中から湧き出てくるような、ワイルドな感情が
入り混じって、それをそのまま表現することができる
天賦的な能力をもつ方だなと率直に思いました。
さらに、ご本人の強い意志として、
後世に繋がっていく石のようになりたいと
最後もマーサ・ワールドで締めてくれました。
懇談の席で、直接お話する機会をいただき、
「私の一番初めの詩には、吉田さんが出てくるのですよ!
何かのご縁ですね。吉田さん、よろしくお願いします。」
と、何とも素晴らしいリップサービスをいただきましたが。
若手の登竜門としての中原中也賞。
来年のこの日も楽しみです。
本当におめでとうございました!!