吉田みつひろです。

 

いつも皆様には大変お世話になっております。

 

本当にありがとうございます。

 

県議会農林水産委員会の県外視察、

 

最終日は、函館市の国際水産・海洋総合研究センターへ。

 

H15年3月に策定された函館国際水産・海洋都市構想に基づき、

 

北海道大学やはこだて未来大学など大学研究機関や

 

民間企業、函館水産試験場などの産学官連携の取り組みに加え、

 

市民と歴史ある水産業を繋ぎ、函館という地域を生かした取り組み、

 

マリン産業と観光を有機的に結びつける、まさに

 

街づくりなど地方創生の取り組みを実現しようとするもの。

 

当センターの中には、北海道大学などの大学研究機関が

 

研究スペースを確保しながら、イカや昆布、そして

 

水揚げされた水産資源の研究を行っています。

 

ヤリイカ、マイカが大きなプールに放たれ、

 

生育状況や生殖活動などの研究が行われています。

 

中には、海藻の研究もありました。

 

昨今、海温上昇などによる磯焼けなどにより

 

魚など水産資源の産卵場所や生育場所が

 

減少しているケースは多い。

 

この研究の結果は、藻場の再生などの技術に

 

生かされることも期待されるとのことです。

 

中には、産業との共同開発により、

 

水産分野における付加価値のある加工品など

 

「函館ブランド」など観光資源を開発することにより

 

まちづくりやDMOに繋がり、併せて産業や地域の振興、

 

雇用の創出などへの期待も広がっているようです。

 

元々水産業が盛んであった山口県においても

 

政府機関の地方移転により、横浜市にあった

 

水産総合研究センターが下関へ移転が決まり、

 

また下関漁港の高度衛生化整備などが着実に進んでおり、

 

水産分野における地域活性化や水産業の活性化の

 

実現に向けて、更なる取り組みにつなげて参ります。

 

感謝、吉田みつひろでした。