吉田みつひろです。

いつも皆様に大変お世話になっております。

本当にありがとうございます。

山口県が現在県内誘致を要望している

国立研究開発法人水産総合研究センターの

中央水産研究所へ。



中央水産研究所では、全国の各々の海区の

研究所の取りまとめの他、特に黒潮域での

海洋環境や生態系の解明研究、利用加工などの

水産物応用開発分野、放射線調査やメタゲノムなど

海洋・生態系研究等を行っています。



また施設内には、水産分野に関する

資料や文献を貯蔵する図書資料館、




漁業資源開発の対象となった魚介類のはく製

80点、



イワシなどに関する歴史的な漁や料理など

詳細にわたる資料も展示されています。



ちょうど貝毒に関する研修会が行われており、

毒素の解析や分析の方法など実習を拝見することができました。



山口県には下関市に水産大学校があり、

こういった研究機関との連携などにより、

更なる人材と研究施設の発展が期待されます。

その後、横浜市磯子区にある磯子火力発電所へ。

現在、宇部市で120万キロワットアワーの

火力発電所の建設計画が進んでおり、

その計画と同等の施設として視察に来ました。



石炭火力でありながら、

窒素酸化物、ばいじん、硫黄酸化物などの

副産物を大幅に削減するクリーンな施設。



世界最高のエネルギー効率を実現するなど

CO2の大幅削減と高いガス化効率を追求。



電気をおこす高速タービン施設。



実際のタービン内の羽根車も展示。



今日は第1号機の不具合で多少混乱していたにもかかわらず

浅野館長さんには丁寧にご説明いただきました。



1号機の屋上から見た2号機。



周辺には、東京電力や東京ガス、

JX日鉱日石エネルギーなど、資源開発・エネルギー分野の

企業が集まっている。



今回、日夜研究と技術革新により、

更なるエネルギー効率と環境・省エネなど

より高みを目指している様子が見てとれました。


(石炭火力ですがLNG火力よりクリーンに)

今後、検討計画されている山口宇部パワーさんの

素晴らしい発電施設ができることを期待しています。

夕方からは、尊敬する方々との有意義な時間。

農林水産分野の話題にも。

山口県産を大事にしたいし、もっと山口のものを使いたい!

そんな大切な考え方とは裏腹に

料理人、いわゆる「プロ」の目線は

「そのものの旨さ、質の良さ」

「例えば、農産物の際立った特徴」

きっと、山口の魅力を引っ張り出すような

忘れてはならない都会・競争の中で

勝ち抜いていくための目線でしょう。

貴重なお話を聞くことができ、ありがたいことでした。

しっかりと山口県に持ち帰りたいと思います。

感謝、吉田みつひろでした。